いつもの換水作業ですが、ミドリイシ水槽(ZEO水槽)の海水、魚水槽の海水は別々に作っていました。
また、古い海水はどちらともそのまま廃棄していました。
しかし、よく考えるとミドリイシ水槽の海水をそのまま処分するのはもったいないような気がしてきました。
そもそも、ZEOvitのバクテリアで硝酸塩はほぼ0、リン酸も0.3と、ミドリイシ用にはまだ努力の余地があるものの、魚用としては充分な水質です。
この海を40リットルそのまま捨てるのはもったいないので、
1)ミドリイシ水槽に新しい海水を入れながら
2)ミドリイシ水槽の古い海水を抜き、
3)その古い海水を魚水槽に入れ
4)魚水槽からは古い海水を抜く
というドミノ式の換水作業に挑戦してみました。
新たに必要なのはミドリイシ水槽のフロー管に差し込めるサイズのホースが1本だけです。
小さな動物園-ドミノ1
まずはミドリイシ水槽に新しい海水を注ぎながら、古い海水を抜きます。
新しい海水は、いつも水槽の右側からいれています。
水流ポンプは止め、なるべく古い海水がサンプに落ちるようにしています。
水槽の左側から伸びているホースが、魚水槽に海水を移動させるためのホースです。
なお、この写真では20リットル缶が水槽のヘリに置いてありますが、よい子は真似しないようにしてくださいね。
小さな動物園-ドミノ2
ミドリイシ水槽のフロー管には、このようにホースを差し込んでいます。
ちょうど手元に13Aの塩ビ管の直径と同じ内径のホースがあったのでそれを使っています。
サンプに落ちた古い海水は、マグネットポンプで揚水され、ホースを経由して魚水槽に入ります。
魚水槽のサンプのたまり具合と、ミドリイシ水槽のサンプの減り具合をよく見ながら、マグネットポンプを操作します。
小さな動物園-ドミノ3
ホースの先はこのように魚水槽にのびています。
魚水槽でも、ホースは水槽の右側に入るようにしています。
小さな動物園-ドミノ4
これらの作業と平行して、魚水槽のサンプから海水を抜きます。
排水には、サンプを加工して取り付けた排水用ドレン経由で排水口に流れてゆくようになってます。
この排水は落差を利用するだけの単純な構造です。
ドミノ式換水ですが、思っていたよりもかなり楽に行えました。
次回もうまく活用してみたいとおもいます。