再びこんばんは。
混泳水槽の水質チェックをまだご覧になってない方はこちらからどうぞ。
もちろんご覧になられなくても大丈夫です(・ω・)
さて、高栄養塩水槽におけるZEOvit導入でも最初の2週間はずばり「水作り」です。
ZEObak(微生物液)とZEOfood7(バクテリアとサンゴの餌)、それにZEOstart2(バクテリアの餌)を毎日規定量加えます。それに朝と夜にリアクターの攪拌を行います。順調にゆけば栄養塩とリン酸が少しずつ減ってゆくはずです。
添加は昨日から開始したので、今日で2日目です。
pH: 7.90
NO3: 10ppm
KH: 8dKH
Ca: 400ppm
PO4: 0.2-0.5ppm
Mg: 1140ppm
I2: 0.09ppm
今回からヨウ素の測定も追加しました。
pH、硝酸塩、KH、カルシウムは毎日測定しますが、マグネシウムとヨウ素は週2回を目処に測定します。
昨日測定したマグネシウム濃度は1000ppmを割っていましたが、きょう再度測定したらほぼ適正値(Ca:Mg=1:3)になってました。セカンドリアクタがきちんと働いているようです。
ヨウ素ですが、測定したら0.09ppmありました。
RedSeaによれば、適正値は0.06ppmであり、0.08ppmを超えると生体に影響が出るとのこと。
測定値は基準を超えていますが、実はこれは意図してやっていました。
水槽には殺菌灯を2台取り付けていますが、白点菌などの病原菌を完全に撲滅することはできません。そこで、病気予防の観点から、添加剤指定の量より多めのヨウ素を2日に1回添加していました。
最近はヤッコ類を入れていないので(ブラックピラミッドバタフライフィッシュは現在別水槽で飼育中)白点に効果があるかわかりませんが、いまのところトラブルは起きていません。
もちろん、皆さんが過剰投与される場合はリスクを十分理解した上で実践してください。
ヨウ素の過剰投与による影響は、RedSeaの注意書きによれば海草類の溶解、ソフトコーラルへの影響、SPS類への影響(共肉の剥離など)があるとのことです。また、経験的にはエラに菌類が繁殖して呼吸が荒くなっている魚は死亡する可能性が高くなります。
さて、これから2週間は各種データの採取と水槽の観察です。
ややヒマな話が続くことになりますが、おつきあいいただければ幸いです。