腰ではなく腕の関節の内側だけが痛い理由がわかりました。
今回は耐圧ホースを結構使っているのですが、ホースニップル(別名タケノコ)に入れるときに結構ねじ込む必要があり、何カ所もそれをやっていたので痛みが出てきたのだと思います。
今日もバンテリンです。
さて、昨日今日とで一気に配管を仕上げました。
今回は最初から立派な殺菌灯をつけてみました。
ナプコが取り扱っているレインボーライフガード ウルトラバイオレットステリライザー QL-25 です。
処理能力も非常に高く、500リットルまでの水量に対応できます。
特に魚水槽にする場合には各種の病原菌対策が重要となってくるので、ここはケチらないで良い製品をかっておくことにしました。
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この殺菌灯の便利なところは、本体の水流を止めることなく殺菌灯を交換できる点です。
配管するときにバイパスを作る必要がありますが、球を交換するときには水流をバイパスに変更するだけで、ポンプを止めることなく部品の交換が可能です。
写真は、QL-25にホースニップルを取り付けた様子です。
QL-25は、塩ビでの直接配管は禁止されています(理由は不明)。
従って、キャビネット内部の配管とQL-25との接続はホースを使う必要があります。
配管にホースを取り付けるには、ホースニップルという部品を使います。
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上の製品は、内径16ミリのホースを呼び径13もしくは16の塩ビ管に取り付けるためのニップルです。
実際のニップルはこんな感じです。
こちらはソケットです。
ソケットには直管とエルボの2種類あります。
雌ねじが切ってある方にホースニップルを、反対側に塩ビ管を接続します。
使用例です。
たまたまねじ山が合うニップルとソケットが両方ともエルボだったのであり得ない使い方になりましたが、こんな感じで使います。
また、ニップルに接着剤を塗ることができない(塗ってしまうと取付中に接着が固まってしまう)ので、シールテープを雄ねじの方に巻き、水漏れを防ぎます。
シールテープとは、テフロン素材のテープです。大抵のホームセンターで販売されています。
ねじ込んだ後、コーキング材で漏水対策をしておくのも良いかもしれません。
さて、話を一度サンプの方に戻したいと思います。
排水のための配管ですが、ピストルを含め最初からやり直すことにしました。
ピストルとは、二重管を排水と給水とに分類するエルボです。
アクアリウムにしか使われないので、基本的には店頭や通販で購入するか、自作です。
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排水側の配管はこのような感じにしました。
配水管の途中にボールバルブを入れています。
ボールバルブを途中に入れる人はあまりいないようですが、サンプ内の水位を一時的に下げたい時に、このバルブを閉めて水槽内の水位を上げるなど、いろいろ使い道があるので僕の場合はいつも入れています。
ちなみに、ボールバルブは日本製の方が断然操作性が良いです。
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13A, 16A対応のボールバルブはもう少し安価です。
ウールボックスは、濾過槽の上で動かせるようになっているので、ウールの交換は簡単に行えます。
写真のように、ウールボックスを少し右側に移動し、隙間からウールの入れ替えを行います。
配水管がウールと接する場所には、直径6mmの穴を30個ほどあけて、なるべくウールを効率よく使えるようにしました。
配水管は途中一か所だけ接着を行っていません。
このようにしておくことで、配水管に溜まったゴミを洗い流せるようにしてあります。
ほかに、サンプには水換えの時に利用する排水コック(ドレン)をつけています。
ここでもボールバルブを使っていますが、先に作った水槽と同じ規格のコックを使っているので、ホースの使い回しが可能です。
排水口の穴開けですが、僕は満水時の位置を基準に取り付けました。
人によっては底に近い部分に取り付ける人もいますが、いろいろな考え方がありますので、自分に合った場所を選ぶと良いと思います。
サンプの中段にドレンをつけることによる欠点は、サンプの底に溜まった汚泥を流し出すことができない点です。逆に、中段にドレンを取り付けることによって、サンプの水を必要以上に流し出す心配がないという利点もあります。
これらの作業の間に、バフィーの浅漬けをやってます。
今回は、濃度1.023の海水にシーケムのスタビリティ(バクテリア材)を入れ、24時間エアレーションすることでバクテリアの定着をはかります。
さて、殺菌灯周りの配管に話を戻しましょう。
殺菌灯へ海水を流す配管ですが、いくつかの部品を組み合わせた結果、写真のような配管に落ち着き増した。
上2つのホースニップルから、殺菌灯に海水が流れ込み、また戻ってきます。
殺菌灯を交換するときは、縦方向の配管に取り付けているコックを閉じ、横方向に取り付けているコックを開きます。
今回、配管は主に呼び径16の塩ビ管を使って行いましたが、QL-25に接続するホースは内径19ミリで、これに対応するホースニップルは呼び径19のソケットにしか取り付けられないので、途中で異径ソケットをつなげていなす。
あるいは、ホースニップルを使わずに、呼び径19の塩ビ管に直接ホースを接続する方法もあります。
殺菌灯からの戻り配管の下にあるホースニップルと、上の写真の左端にあるホースニップルの間にクーラーを挟みます。
クーラーは必ず殺菌灯の後に取り付けます。
理由としては、殺菌灯で海水の温度が上昇するためです。
サーモスタットがクーラー内部に設置されていないモデルなどの場合、効果的に冷却できない事もありますが、基本的にはこのように配管します。
最後に、各機材とホースニップルとの間を配管します。
殺菌灯やクーラーによっては入出力が決まっている物もありますので、間違えないように配管します。
また、配管にストレス(無理な曲げなど)が生じないように、余裕を持って配管します。
以上で配管終了です。
始めてオーバーフロー水槽を作ったときに比べると、実際に作業した時間はかなり短縮されました。
さて、この後はまず真水(一応RO水)を溜めて通水試験を行います。
また、通水試験は配管から内部にはみ出た接着剤やシリコン材のあく抜きも兼ねています。
これらの作業が終了したら、いよいよ海水を入れることになります。
混泳水槽:配管
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この殺菌灯はかなり協力そうですね(^O^)/いろんな病気、コケに殺菌灯は有効ですね
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>ひでさん
なかなか定評があるみたいです。
また、部品の交換も細かくできるようで、日本の製品みたいに2年に1度本体ごと交換する必要もなさそうです。
チョウなど、白点に罹りやすい魚も買うことになるので、ここだけは奮発しました。
現在、3社の殺菌灯を使っていますが、そのうち比較でもしてみたいと思います。
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もう配管終了とは早いですね!
真水の空回しはどれくらいの時間(日数?)やれば接着剤など安全になるんでしょうか?
殺菌灯良さそうなものを買いましたね。
うちも購入を考えていますが、まだどれを買うかまでは考えが至っていません。
他の殺菌灯との比較楽しみです。
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>パトラサクラさん
今のメイン水槽を何度か改造したりしていますし、配管の種類もずいぶんと覚えたので、配管自体は結構早くおわりました。クーラーをキャビネットから出したということも良かったのかもしれません。
殺菌灯はかなり良い製品らしいです。
製品の説明書に「水槽の立ち上げ一週間は殺菌灯を点けないでください。バクテリアが死にます」と買いてあるくらいです。
あと、本体はアメリカ製なのですが、アメリカ製の良いところは補修部品が細かくそろっている所でしょうか。日本製だと実質2年で買い換えですが、この製品は本当に劣化した部分だけ買い換えれば良いみたいです。
空回しの時間ですが、1日もやれば十分だと思います。シリコン系接着剤(バスコークなど)は数日あく抜きするようにと指示されていますが、塩ビ接着剤はほぼ即乾なので、あまり心配しなくても大丈夫です。
あと、一回真水で空回ししておくことで、クーラー類に溜まっていたゴミを落とすことができました。うちの場合、砂が結構溜まっていたみたいです。
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さすがですね。
綺麗な配管で、羨ましいです。
今回は、クーラー外置きなんですね。
殺菌等、参考にさせていただきます。
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>shingoさん
そうなんです。
濾過槽がデカいので、クーラーは外置きにしました。
また、その方が風通しもいいですしね。
殺菌灯ですが、病気にうるさくない魚を選択するのであれば、ワンランク下のQL-10くらいでもよいかもしれません。
あのサイズであれば、間違いなくキャビネットに入ります。