ブラピについてはお褒めの言葉を沢山頂き、どうもありがとうございました。
当の本人も満足しているようです。
ちなみに、うちにはアクア業界での通称「サントス」もいますので、そのうちご紹介したいと思います。
なお、先日ご紹介した「メッジーナ」は僕の造語です。が、「メジナ」は観賞魚の問屋でも扱われているそうです。ちなみに、販売価格帯は500円前後。
それはさておき、うちの水槽はコケだらけです。
しかも、一部はシアノバクテリアが再発しています。
たとえば、
小さな動物園-コケ1
コモチハナガサ(ハナガサショート)赤の周りや右上のライブロックに発生したコケや
小さな動物園-コケ2
エダコモンの成長点に発生したコケ(これはちょっと許せん)。
小さな動物園-コケ3
ハイドールのフローにつきまくったコケと、いたるところにコケが発生しています。
これだけならまだしも、水槽を見渡すと昆布のようにながーく伸びたコケまで発生しています。
一応、いままで生物兵器としてシッタカ(砂底向け)、マガキ(ガラス面やライブロック等)を大量投入してきたのですが、それだけではどうにも追いつかなくなってしまいました。
さらに困ったことに、マガキが何らかの原因で砂地に真っ逆さまに落ちた場合、足の届く範囲に捕まる物がない場合にはそのまま死んでしまいます。シッタカはまだ根性があるので命をかけて元の体勢に戻りますが、マガキは既に半数近くが死んでしまいました。
何かもっと有効な生物兵器は無いものかと某有名通販ショップのチャームを覗いてみると、「ターボスネイル」というコケ取り貝を発見しました。説明書きをみると、なんと通常のコケ以外にも、シアノバクテリア(藍藻)まで食べてくれるという、頼もしい貝を発見しました。
【まとめ割】◎ターボスネール(海水)(20匹)

¥3,980
楽天
※モバイル非対応
深夜でもうろうとしていたこともあり、迷わずポチッと20匹ばかり購入してしまいました。
深夜頼んでその日に届けば良いのですが、到着まで1日我慢。今朝待ちに待ったターボスネイルが到着しました。
で、早速要所に配備。
小さな動物園-ターボスネイル3
ボタンポリプ(レッド)やミドリイシの根本。
小さな動物園-ターボスネイル4
エダコモンと近くに配置したマメスナの上。
小さな動物園-ターボスネイル1
コケだらけになったコラリアの上。
小さな動物園-ターボスネイル2
もちろん、フローのそばにも。
20匹なんてあっという間に配備終了です。
ところで、ターボスネイルって、なんてターボスネイルという名前なんでしょうかね。
「スネイル(snail)」は貝という意味なのでよしとして、「ターボ(turbo)」の由来は?
ちなみに、turbo という名詞は正式ではなく、turbine(タービン)やturbocharger(ターボチャージャー)の変化型らしいです
イメージとしてはとてつもない早さでコケを食べてくれそうな感じですが、正直マガキより遅いです...
英語検索だとこんなページがあり、”The Turbo Snail is extremely popular among reef hobbyists, since it quickly eliminates large amounts of nuisance algae.(意訳:ターボスネイルは海水魚マニアの間では非常に知られています。それは、ターボスネイルが大量に発生した不快なコケを迅速に処理してくれるからです。)”なんてかかれてます。
が、やっぱり遅いです。ちなみに、このサイトの後半には
“The peaceful Turbo Snail should not be kept with aggressive tankmates that can quickly overcome this slow-moving creature.(ターボスネイルは非常におとなしいので、このゆっくりとした動作のターボスネイルをあっという間に痛めつける、攻撃的な種類の生き物とは一緒にすべきではありません)”
なんてかかれてます。
やっぱり遅いんですね。
コケの増殖とターボスネイルの成果、果たしてどちらの勝利に終わるのか楽しみに観察したいと思います...
最後におまけの写真を一つ。
ナガレハナサンゴ、コエダナガレハナサンゴ、タコアシサンゴの三大フサフサ系ハードコーラルの海に落ちないよう、必死にオーバーハングを渡り歩いているやどかりの姿です。
しばらく観察していましたが、やどかりはかなり必死になって移動していました。
小さな動物園-やどかり