毎日、何があっても前日の検索ワードを研究し(いいすぎ?)、皆さんがどのようなキーワードに関心を持っているのか調べています。
昨日の検索キーワードで多かったのが、「ライブロックレイアウト」と「Eudoraの文字化け」。
ライブロックレイアウトを解説するのはなかなか難しいのでこれはまた今度にして、今回はEudoraの文字化けについてちょっと復習しておきたいと思います。
Eudoraは、Windowsで使えるメーラ(メイル読み書きソフト)の中でも自分的にはかなり優秀なソフトとして長期間使ってきました。
途中、会社の買収などがあったりしたうえ、開発も中止されましたが、Vistaまではサポートしていました。
しかし、Windows7では致命的ではないが致命的になりうる問題が発生しました。
それは、「送信した文章の中にひらがなの「あ」が含まれると、その部分が文字化けする」というものです。
これがまた厄介なことに、送信された本文そのものは正しくISO-2022-JPで円コーディングされており、テキストエディタのようなもので読むと正しく読めるのですが、相手がOutlook, ThunderBird などの場合、例の文字化けが発生してしまうみたいです。
Windows7用Eudoraパッチの提供は望みがありませんので、こうなったらメーラを変更するしかありません。
そこで僕が選んだのは、Mozilla Thunderbird というフリーのソフトです。
理由は単純。
フリーで使用できるということ、それにEudoraから確実にデータを移行できるということです。
僕の場合、次の手順で移行を行いました。
1)Vista向けEudoraをWindows7のマシンにインストールする。
2) 旧マシンからメイルボックス等、必要となるデータをEudoraのフォルダにコピーする。
3) Thunderbirdをインストールする
4)Thunderbirdの機能を使ってEudoraの設定をインポートする
という手順です。
Thunderbirdですが、操作感がEudoraと似ていることもあり、使い慣れるのにそれほど時間はかからないと思います。
また、データの移行も確実に行われ、古いメイルの本体、添付ファイル、アドレス帳などもきちんと引き継がれます。
使い慣れたソフトに別れを告げるのは悲しいことですが、思い切って新しいソフトに乗り換えることも、時間の節約を考えると重要なのかもしれません。