取り付けの前に

昨日の話になりますが、ターボツイストZを取り付けてみました。
ターボツイストには9W, 18W, 36Wと3つのラインナップがあり、どの製品にも取り付け治具が同梱されているのですが、最初からねじ止めで取り付けられるようにしている製品は36Wの製品のみのようです。
9Wの製品は、平らな所に寝かせておくか、付属の部品を使って水槽に引っかけるようになっています。
また、引っかける部品にはキスゴムを取り付けるための穴が開いています。

この穴、直径φ6程度なのですが、ワッシャーを使えば10mm程度の木ねじでキャビネットに取り付けることができそうです。
工具箱をあさっていたら、たまたまちょうど良い大きさのワッシャーが見つかったので、キャビネットに取り付けてみました。

ちなみに、カミハタでは縦置きを推奨しています。

理由として、装置内に空気がたまることを防止するためだということです。
なので、製造元のカミハタとしては縦置きを推奨しています。

治具の取り付け

小さな動物園-治具の取り付け

まず、本体を固定する部品を取り付けます。

9Wの製品は2つある部品の一つにキスゴムが取り付けてあるのでそれを取り外します。

次に、本体に部品を取り付けた状態で、キャビネット内の取り付け位置に仮固定し、部品の取り付け位置を決定します。
ちなみに、取り付け位置を決定したときのケガキ線は、マイナスドライバーで塗膜を削ってマークしました。よい子はまねしないようにしてください。

次に、φ2.5くらいのドリルで下穴をあけ、ワッシャーを通した木ねじで部品を固定します。

本体の取り付け

小さな動物園-本体取り付け

次に、本体を部品に取り付けます。

取り付け途中で「カチッ」と音がして固定されたような感じがしますが、この状態ではまだ完全に固定されていません。
本体を最後まで確実に挿入すると本体が全く動かなくなるので、その状態になるまでしっかりと取り付けます。
ちなみに、写真の上部にホースが写っていて、いかにも殺菌灯に接続されているかのように見えますが、実際は全く関係ありません。

配管作業

小さな動物園-配管

最後に配管です。

配管といっても、実際はホースで配管します。

通常はエーハイムのホース(内径12/外径16)を使うことが多いと思いますが、このホースは意外にねじれに弱く、扱いにくいのでここではホームセンターで販売されている耐圧ホースを使っています。

耐圧ホースであれば、多少無理な配管にしてもホースがつぶれることがないので安心です。
値段も1メートル360円程度です。

最近は防藻ホースというのもあるみたいなので、そういう製品を選ぶのもよいと思います。

殺菌灯と添加剤の関係

さて、殺菌灯によるエレメント(添加剤)への影響ですが、これは現在調べているところです。
殺菌灯が発する紫外線によって添加剤に入っているイオンが核分裂(たとえば、ヨウ素イオンがテリウムイオンになる)ことはあり得ませんが、何らかの化合物に変化する可能性は十分にあります。

従って、各種エレメントを添加しても、それが殺菌灯によって別の化合物となり、サンゴ類が吸収できなくなる可能性は十分にあります。

うちでは、エレメントは夜メタハラが消えた頃に添加しています(ストロンチウムがメタハラの強い光によって別の化合物になるという理由から。裏付けはまだ取れていませんが...)。

一方、殺菌灯が一番威力を発揮するのは、白点病の原因となる寄生虫が海水を漂う夜間であるため、場合によってはエレメントの添加タイミングを考える必要があります。
ちょっと調べてみましたが、いまここで結論を出すにはまだ証拠不十分なので、結果は別の機会にご紹介します。