反Outlookということで、Unix全盛時代は Emacs + Mew, Windows が業務の中心となってからは Eudora を使ってきました。
これまで、OS として Vistaは一切使わず、すべでXPにダウングレードして使ってきたのですが、Windosも7になったことですので、思い切って乗り換えることにしました。
そこで問題になったのが Eudora の扱い。
ご存じの方も多いと思いますが、Eudoraは 7 で開発が終了しました。
Vistaまではサポートがあったので、そのパッチをつかって Windows7 でEudoraを動かしてみました。
トラブルを予想していたものの、あっさりと起動。
メイルの受信は問題なかったのですが、送信でトラブル発生。
送信したメッセージのうち、ひらがなの「あ」だけが相手側で文字化けするのです。
自分自身に送ったり、携帯に送ったり、Webmailサービスで読む分には問題なく読めるのですが、なぜか Outlook と Thunderbird に送ると文字化けするのです。
もちろん、本文は ISO-2022-JP で正しくエンコードされています。
しかも、思わぬところでトラブル発生。
僕は普段、研究開発の業務に携わっているのですが、複数のプロジェクトに携わるため、エフォート(貢献)率というの決める必要があります。
また、プロジェクトのボスはそれぞれ違うため(自分の場合もある)、各プロジェクトリーダにエフォート率を提示する必要がありました。
自分のプロジェクトを60%とし、プロジェクトAは10%、もう一つのBは30%としました。
最初、Bのリーダは、僕の貢献率を10%としていたのですが、僕に割り当てられる予算に対してエフォート率が低く不自然なため、次のようなメイルを送りました。
「30%までエフォート率はあげてもらえませんか」
しかし、「あ」が抜けてしまったそのメイルはこんな感じになったのです。
「30%までエフォート率はげてもらえませんか」
写真撮影のときは頭頂がうつらないよう顎を引かないその上司、変更の承認とともに、「まだ30%まで進んでないよ」と、気の利いたジョークを送ってきたのでした。
終。
追伸:
で、どうしたかというと、Eudoraからの乗り換えがしやすそうなThunderbirdに乗り換えることにしました。