久々に室内が寒いです。
さっきまでみぞれが降ってましたが、あめにかわったようです。
さて昨日の話ですが、なんちゃってリフジウム兼ライブロックストックヤードを作成しました。
ライブロックストックヤードについては、これを作らない限り60センチ水槽が畳めないので作成は必須でした。
リフジウムについてはいろいろ調べていたのですが、「○○草を育てるにはメタハラ級のライトが必要」など脅しの言葉が書かれていたのであきらめていたところですが、先日「ゆうも庵」を尋ねた時、それほど照明は強くなくてもよいというアドバイスをいただいたうえに、海藻をたくさん(時価数千円程度)をいただいたのでつくってみることにしました。
リフジウムに敷くミラクルマッドはすでに金曜日の羽田からの帰りに手に入れていたので、あとはリフジウムとして使うための水槽探しです。
スキマーからサンプに出入りするホースのことを考えると、それほど大きな水槽は使えませんが、なかなか気に入る水槽は見当たりません。
メジャー片手にホームセンターをうろうろしていると、キッチン用品売り場でいいものを見つけました。
アスベルのUnix Wareです。
小さな動物園-タッパー
ちなみに、Unixというと OS のひとつと思われがちですが、保存容器の商標としても有名です。
小さな動物園-足
選んだのは9リットルの容器です。奥行きが37センチ程度、幅が20センチ程度、高さは15センチほどの商品です。
大量の水が流れるわけではありませんが、自宅に残っている呼び40の塩ビパイプを活用するために、呼び40用のバルソケを使いました。
入れ物より下の部分は足としてもつかうため、底に敷いてあるパンチ板に届く長さにカットしました。
容器の方は、上面から3センチくらい下が水面になるようにしています。
小さな動物園-上面
本当はバルソケの部分にシーリング材を塗って水漏れを予防しなければならないのですが、入れ物がポリプロピレンでできており、シーリング材が使えないため塗ってません。
ま、仮に水が漏れたとしてもその下はサンプなので問題なしです。
さっそくミラクルマッドを敷きました。
どうやら厚さは2.54センチ(1インチ)を超えたらだめだそうです。
まぁ、大丈夫だろうと思いつつも、一応2.5センチ厚にしておきました。
たしか3ポンドの商品を買いましたが(買ったのはチャームじゃなくてナチュラルです)、半分くらい余りました。次の出番は2年後らしいです。
あとは入れ物の底にサンプのふちにひっかけるための溝を掘り、余っている配管を使い、ポンプの先で分岐した戻り水をさらに分岐するための配管を行い完成です。
小さな動物園-リフ1
横から見るとこんな感じ。
いま一眼レフの普通のレンズを修理に出しているので、望遠レンズでとってます。
小さな動物園-リフ2
近くから見るとこんな感じ。
こちらはコンパクトデジカメで撮影したのでいまいちな画質です。
まぁ、本格的なリフジウムを目指すわけでもないですし、仮に微生物が生まれたとしてもそれらはたいていスキマーでこし取られてしまうのでしょうから、完全なマッドシステムとは行かないでしょうが、遊び程度で維持してゆきたいと思います。
ちなみに、ミラクルマッドには、水草を育てるための養分NPK、つまり窒素・リン・カリウムが入っていますが、このうちリンについてはPO4として一時的に水に溶けだす可能性があります。
どの程度の影響があるのかは週末の水質検査で調べてみますが、ミラクルマッドを使う方はその点に注意しておくべきだと思います。
最後に今日の水質。
pH: 7.78
Ca: 450ppm
KH: 10dKH
OPR については一時240mvまで上昇したみたいです。
面白いのは、アクアエレクトロニカのグラフ機能でみると、pHとORPは逆相関があるということです。
それはまぁ、当然かも知れませんね。