いま大阪からもどってきましたー。
空港でうさぎを受け取って、ホテルに停めていた車を引き取って、都内のショップに一件よって、先ほど自宅到着。
うさぎをケージに放し、魚たちに餌をあげたところです。
さて、今日は夕方で仕事も終わり。
普通なら地下鉄→阪急電車→モノレール→空港というのが普通のルートなんですが、とあるおみせによってきました。
小さな動物園-塚本駅

JR大阪駅から一駅。ほとんど淀川を渡るくらいの距離しか走りませんが、ひとつ西側の駅、塚本駅は都会のうるささを感じさせない静かな駅です。
東京でいうと三鷹あたり?
小さな動物園-塚本駅前通
駅前にはちょっとした通りもあります。
今日の目的地はここ、塚本駅前通にあります。
夜は17時からということなので17時きっかりに行ってましたがのれんはまだ店の中。
商店街の周辺を一周していると今度は開店してました。
そう、今日の目的地は僕のブログの常連にもなっているοι★さんのお店、「ゆうも庵」です。
駅からあるくこと数分、すぐに見つかりました。
というか、目に入らない方がおかしいくらい目立ちます。
小さな動物園-ゆうも庵
入るなりご主人と遭遇。
なんと、おもっていたよりも遙かにお若くカッコイイ方でした。οι★爺なんて言ってスミマセン。事実ですけど。
程なく女性の方も登場。
どなたかと思いきや(それは僕がいうセリフじゃないですけど)奥様ということで、二度びっくりしました。
話題は早速水槽に。
お店にはいってすぐ右手にいつもの水槽がありました。
思わず本音で「おもってたより小さいですねー」といってしまいました。すみません。
でも、マーフィードの60センチ水槽にすばらしい枝振りのミドリイシや美しいスターポリプ、マメスナを欲張ることなく、まるで竜安寺の石庭をおもわせるような絶妙なバランスで配置されていました。
小さな動物園-ゆうも庵水槽
サテライトではブラックペルクラの稚魚がたくさん泳いでました。
石垣ブリードやORAブリードではなく、塚本ブリードです。
水槽全体のシステムとしては大変シンプル。
ろ材もウールマットも全く使わないマッドシステムです。
キャビネットの中にはリフジウムが作ってあり、そこで栄養塩を除去させているそうです(もちろん、スキマーはそれなりに強力なものということです)。
もちろん、食事もしてきました。
一番最初に目に入ったのが「ドラえもん定食」。さすが関西...とおもってたらお子様定食とのこと。
基本的にご飯(丼)ものと麺類の組合せは好きなので色々悩んだ末、オススメということもありミニカツ丼定食(もちろんうどんつき)を頼みました。
お店の常連さんを含めてわいわいお話しているうちに料理が到着。
うどんを先にするかカツ丼を先にするか悩みましたが、まずカツ丼を一口。
カツ丼の肉が豚肉です。ほんものの。
ご主人に叱られそうですが、その表現がピッタリだと思います。
豚肉って、加熱しすぎるとうまみが逃げるというか、なくなっちゃうんですよね。
肉も固くなってしまうし、余計繊維質になって歯に詰まるし。
だけどゆうも庵のカツ丼は揚げた上卵でとじているにもかかわらず、とても柔らかく、そしてジューシーなんです。
出汁も控えめ。
思えば、今まで食べてきたカツ丼は出汁の味でごまかされてきたと言っても過言ではありません。
そしてうどん。
西日本出身の身としては、関東のうどんにやっと慣れましたが、うどんを食べるときはいまでも関西風だしで出してくれるところを選びます。
もちろん、ゆうも庵のうどんも関西風(「風」といったら失礼ですね)です。
とても懐かしい味がしました。
うどんは手打ちです。
初めて関東に来たときの出汁の濃さ。それでいて何となく甘い。
なので関東のうどんはかけ汁を飲み干すのは大変ですが、関西のは最後の一滴まで味わって飲めます。
本音をいうともう一杯食べたかったのですが、タイムリミットが迫っていたので諦めました。
というか、大阪のビジネス街からすぐなので、出張のときはいつでも食べに行きます。はい。
初めてお会いしたとは思えないほど話は盛り上がったのですが、空港に行くには阪急電車の十三(じゅうそう)という駅まで行かなければなりません。google mapでみると10分くらいの距離に見えましたが、全く参考になりませんでした。
今日も大阪に停まるのであれば色々注文して色々食べて、いろんなお話を伺いたかったのですが、飛行機は待ってくれません。
惜しみつつもお店を後にすることにしました。
しかし、十三までは遠かったです。
たまたま道を聞いた方に「十三の駅って、こっちですか」と尋ねたら「そうですけど30分くらいかかりますよ」という返事が。
え?と思いつつ信号を渡り、信号待ちをしているタクシーで「十三って遠いですか」と聞いたら「は?」という返事が。
直観的に「これは遠いな」と思ったのでそのまま駅まで御願いしました。
道は直線でしたが、確かに遠かったです。塚本駅からだと1メータではつかないらしいです。
なんのかんので飛行機には無事乗って、乱気流にもまれながらも無事ついて、うさぎも引き取り車も問題なし。
で、目的地は文京区の「ナチュラル」金曜の夜ですが首都高はがらがら。あっという間にお店に着きました。
といっても、閉店時間10時の10分前。
購入したのは「ミラクルマッド」。
リフジウムの海藻をοι★さんから帰りしなにおみやげとして頂きました。
ちょうどライブロックストック水槽を兼ねたリフジウムを作るかどうか悩んでいた所なので大変ありがたかったです。
通販で買えば数千円分。もちろん、ゆうも庵のリフジウムですくすく育った海藻たちです。
海藻といってもなかなか難しく、うまくやらなければ溶けてしまいます。
もちろん、ミラクルマッド自身が栄養源でもあるので、最初は栄養塩が多少でるみたいですが、海藻たちがそれを食べてくれるように育てたいと思います。
予告はしていたものの、突然の訪問にもかかわらず暖かく迎えていただいたご主人と奥様、それに常連の方へ、お礼の気持ちでいっぱいです。
久々に、言葉の壁も感じることない、本音で、だけど気取らない楽しい時間を過ごすことができました。
ありがとうございます。
また行きますね。