大阪は雨です。
北浜でも見に行こうかと思いましたが、結局やめました。
今日は仕事以外どこも訪問していないので、これといった記事がありません。
まぁ、夕食が谷町の小料理店だったということくらいでしょうか。
ほんの数人しか入れず、カウンターで板さんと対面するような店は久々です。
料理ですが、大変美味しかったです。
元々西の出身なので、煮付けなどの味付けが口にとても合うというのもありますが、素材も大変新鮮でした。
さばの寿司を頼んだら、バッテラではなく生寿司でした。とても美味しかったです。
これだけでは寂しいので、予告だけしていて途中で終わっているテーマでも復活させたいと思います。
アクセスログは毎日チェックしているのですが、その中に「アルケオバス」というキーワードがありました。
アルケオバスとは、ローマの中心部からアッピア街道沿いの名所を回ってくれるバスです。
ちょっと正確な料金がわかりませんが、たしか10ユーロ程度だったと思います。
カラカラ浴場、サン・セバスティアーノ門、カタコンベなどを回るバスですが、今回はバスやメトロの一日券を使ってアッピア街道に行く方法を書きたいと思います。
先日のローマ行きでは2つの方法を試しました。
1つは、地下鉄A線と路線バスでアッピア街道まで行く方法、もう1つは、カラカラ浴場から徒歩でアッピア街道まで行く方法です。
今日は、1つめの方法について書きたいと思います。
まず、地下鉄のA線に乗り、ARCO DI TRAVERTINO という駅で降ります。
小さな動物園-地下鉄の駅
この駅の周辺にはバス停がいくつかありますが、660番のバスが停まるバス停を捜します。
バス停の場所は変更になる可能性がありますが、660番のバス停はこんな感じで存在します。
小さな動物園-バス停
バスの系列が4つほどありますが、その下に並んで書かれているのが主なバス停です。
途中、2 fermate と書いてある部分は、上下のバス停の間に2つのバス停がありますよ、という意味です。
観光ガイドには「660番のバスに」と書いてありますが、ここに書かれているバスはどのバスも”appia”で停まるのでいずれに乗っても大丈夫です。
小さな動物園-車窓
暫く市街地を走ったあと、こんな感じの森の道を走ります。
数分走ったら、突然行き止まりになりますが、そこがアッピア街道のバス停です。
小さな動物園-バス停付近
降りると正面にはこのような標識があります。
このバス停は、アッピア街道のうち、観光に適している区間のちょうど中心部になります。
ここから左手にゆくと、車の交通量はほとんどなくなり、街道の周りもひらけてきます。
道の両側に松が植えられた、いかにもアッピア街道といった感じの通りになります。
2kmほどあるくと、古代ローマ時代の水道橋も見ることが出来ます。
ここから右手は、市街地方面です。
松並木というよりも、高い塀で囲まれた古い道です。
途中にはカタコンベ(共同墓地)や教会もあります。
皆さんの興味に応じて右でも左でも選べば宜しいかと思います。
ちなみに、自分の場合は一度右手にあるいてゆきました。
20分ほどあるくと、貸し自転車屋があるので、そこで自転車を借りて、今来た道を戻ります。
バス停も過ぎて、まっすぐだったアッピア街道が曲がりくねった下り道になるところまで行ってまた戻ってきました。
おそらく、往復で10kmくらいはあると思います。
アルケオバスは効率的に有名どころを見られるで便利ですが、自転車で道路沿いに残された墓を一つひとつみたり、道の轍に歴史を感じたり、道沿いの草っ原で休憩するのもよいものです(ちなみに、飲み物はバス停より先にはないので、あらかじめ確保しておきましょう)。
次の機会には、カラカラ浴場からのルートを紹介します。
こちらは、まさにアッピア街道を始発から体験するルートです。
いつになるかわかりませんが、お楽しみに。