日曜日の事ですが、ちょっと大変なことがおきました。
土曜の夜、20リットルほど換水を行いました。
使った塩はレッドシーソルト
海水魚をやり始めて最初に使った塩です。
その後、コーラルプロソルトを使っていたのですが、やはりレッドシーソルトに戻そうかと思っています。
理由は単純で、コーラルプロソルトはKHも高いし、カルシウム分も高いため、両方の値が一度高くなってしまうとコントロールが効かない為です。
レッドシーソルトであれば、2時間曝気後の実測値として、pH7.8、 Ca350, KH5 くらいですので、足りない分は調整剤を足せば良いですし、逆にKHやCaが高い海水を薄めることだって可能です。
さて前置きはここまで。
土曜の換水後、KHが11と高めだったので、リーフバッファによるpHの底上げは一旦中止することにしました。pHha7.64とまだまだ低い状態でしたが、海水における最低ラインはクリアしているので一回休みとすることにしました。
ところが、翌日おきてアクアエレクトロニカのモニタを見てびっくり!
pHが7.38台まで下がってしまっています。グラフ機能で履歴を見ると、早朝に一度底を付けてから上昇に転じていますが、12時のメタハラ系(といってもネオビームだけ)を付けた時間を境目にまたpHが下がってます。
逆にORPはいままで170mvを越えることはありませんでしたが、一晩で200mv台まで上昇していました。
魚の点呼をした範囲では、行方不明の魚はいません。
むしろ、ORPがあがっているので、バクテリアの活動がそれほど活発ではないはずです。
水質検査の結果も水作り中の範囲だと思います。
参考までに、
KH:10-11dKH
Mg: 1560ppm
Ca: 350ppm
NH3: <0.25ppm NO2: < 5ppm NO3: < 0.05ppm PO4: < 0.1ppm といった感じです。 幸いなのは、魚、サンゴ(ミドリイシを含む)すべてがダメージを受けていないということです。 5時間ほど様子を見ましたが、pHは低下する一方だったので、シーケムのリーフバッファを10グラム追加しました。 pH低下は、これを境に止まったようです。 RO/DI水は常に20リットル常備しているので、日曜日も換水しました。 換水後のデータは KH: 11dkH Mg: 1820ppm Ca: 350ppm です。 あまりにもカルシウムとマグネシウムのバランスが悪いので、カルシウムを足すことにしました。 今使っているカルシウムエレメントはブライトウェルのカルシオンです。 とりあえず、70上昇させ420ppm程度にしたかったので、カルシオンを82cc足しました。 マーフィドが出しているブライトウェルシリーズの良いところは、添加量とそれに伴って増える元素量が明確に記載されていることです。従って、今回みたいに目標値がある場合には大変便利です。 また、リーフバッファを10グラム足しました。 本来は1日10グラムを越えてはいけないのですが、水槽に点滴することで魚への負担を減らしました。 昨日の投与終了段階でpH7.77、現在(3月1日夜)7.69です。 pH急低下の理由は依然不明です。 水質的には緩衝剤も充分に入っているので急落することはまず無いと思っていましたが、それは思いこみに過ぎませんでした。 しかし、アクアトロニカのお陰で過去のデータを追跡出来たため、どの時点で問題が生じたのかは多少分析することができました。 さて、いまから本日分の水質検査です...