寝室があまりにも寒いので、二重窓化に挑戦してみました。
最近は窓断熱のためのいろいろな商品が開発されており、たとえば窓に直接プチプチを貼るタイプから、フィルム本体が赤外線を熱に変換し発熱するものなど、いろいろあります。
普通の透明ガラスの場合、さまざまな商品がそのまま使えるのですが、うちの寝室の場合、網入りガラス(格子状に針金が入ったもの)のため、「網入りガラス」専用の商品を使う必要があります。
そこで選択したのがニトムズの「ドライヤーでしわなしキレイ! いろいろな窓ガラスで二重窓構造が作れる!超透明フィルムでキレイ!暖房効果アップ!&結露防止 窓ガラス透明断熱フィルム」です。

↑こんな感じの製品ですが、これは普通の窓用です。
さて、今回購入した製品の特徴は何かというと、両面テープを貼った窓枠に沿ってポリエステルフィルムを貼ることにより、二重窓化しましょう、という製品です。
本格的な二重窓は、外側ガラスに金属コーティング、ガラス間に封入するガスはアルゴンなど熱を伝えにくいガス、さらに高級な窓になると、プラスチック製の窓枠となるわけですが、今回は空気の層を作って断熱しましょう、という製品です。
アルミの部分はそのまま残るので、断熱効果としては微々たるものかもしれませんが、多少の効果は期待できるかもしれません。
さて、手順ですが、まずは窓枠を乾いたぞうきんでよく拭き、水分を拭い取ります。フィルム貼りつけのための両面テープとフィルムカット時の傷つけ防止のためのマスキングテープを貼りますので、よく拭いておきます。もちろん、窓ガラス面の湿気もよく拭きとります。
$小さな動物園-貼る前
次に、両面テープを窓枠に沿って貼りつけてゆきます。
実は途中で気付いたのですが、製品に同梱されている両面テープの長さが窓枠の長さよりも不足していました。
フィルムは十分足りたのですが、万が一に備えて両面テープを準備されておくとよいかもしれません。
$小さな動物園-両面テープ
最後にフィルムを貼ります。
一度にすべての両面テープを剥いでしまうと作業がやりにくいので、一辺ずつ行ってゆきます。
しかし、この作業、とてつもなく難しいです。
まだ、網戸の張り替え作業の方が簡単です。
最後に、ドライヤーでしわを伸ばして完成...なのですが、実際はかなりしわが残ってしまいました。
かなり不満なのですが、朝方冷え込む時間帯は、フィルムがピンと伸びて空気の層ができているようなので、それなりに二重窓化はできているものだと思います。ちょっと見苦しいですが...
$小さな動物園-貼り終わり
気温などを正確に測ったわけではありませんが、以前よりは暖かくなったような気がします。
水槽用の温度計が最高気温、最低気温を測れるので、それを毎日記録しておけばよかったです。
年末年始、興味のある方はトライしてみてはいかがでしょうか。