日本からの航空機はフミチーノ空港に到着します。別名、レオナルド・ダビンチ空港です。
滑走路から降機スポットまではあっという間でした。
ロンドン・ヒースローや、スポットから2km先に新滑走路があるオランダ・スキポールよりもこの点は快適です。
空港内の案内は、ちょっとわかりにくかったです。
よーく案内を見ないと、全く違うところに到着してしまいます。
さて、こまったのはバゲージクレイム。いわゆる荷物の受け取り場所です。
一応ビジネスなので、飛行機を一番に降り、荷物も優先的に受け取れる(プライオリティサービス)のですが、そんなの全く無視です。
一番荷物を早く引き取れたのは、国内の某ツアー会社のパックツアー一団でした。
おそらくコンテナ1個丸ごと貸し切ったのでしょうね。
コンベアの故障もあり、ここだけで1時間くらい待たされました。

その後の入国審査、税関ともに楽勝です。
これはEUどこでも一緒ですね。
あとは市内までの交通ですが、今回は電車にしました。
30分に1本、レオナルドエクスプレスという電車が走っています。
ローマの中心駅,TERMINI(テルミニ)駅までノンストップです。
一等車で11ユーロです。往復でも22ユーロです。
イギリスではsingle(片道)で買うよりもreturn(往復)で買った方が格安なのですが、イタリアは違うみたいです。

また、地球の歩き方によれば、レオナルドエクスプレスには一等車しかないということでしたが、自動販売機は二等車も販売されていました。実際、車両には二等車も連結されていました。
イスは一等車の方がよいのですが、個人的には二等車のコンパートメントが好きなので、そちらに座りました。
ちなみに、レオナルドエクスプレスはこんな感じです。正直、外装は汚いです。
でも、内装は綺麗でした。

TERMINI駅にはおそらく定刻通り到着です。
でも、電車はホームの突端(京都駅の福知山線ホームみたいな感じ)に到着するので、出口までは相当歩く必要があります。
さて、次の記事ではローマのバス事情について紹介しますが、昨日バスで失敗してしまいました。
どの国に行っても、バスは難しいですね。しかも夜くらいときは。
今日は再度バスにチャレンジします。なので続きは夕方アップします。

テーマに「旅」を追加しました。
まずは、ローマまでの航空機事情です。
成田からは、JALが隔日で運行しています。イタリア行きは毎日ありますが、ローマとミラノ行きの日替わりです。
コードシェア便はアリタリア航空で、こちらはローマまで毎日運行しています。
機材は747-200。海外の主要国路線で747を見ることは少なくなりましたね。
もう数年でほぼ全てが退役になるのでは無いでしょうか。ｌ
747に乗るときは、アッパーデッキ(2F)を指定しています。
なぜかというと、窓際を指定すると、イスと窓際の間に「物置」があるからです。
なので、わざわざ席を立たなくとも、荷物の出し入れが出来ます。しかも、他人がアクセスするのは困難なので、盗難の被害も少なくなると思います。
あとは、定員が少ないので、静かに過ごせるという点です。
問題は、「壁により掛かって寝る」ことが出来ないことでしょうか．．．

飛行ルートは、モスクワあたりまではロンドン、アムステルダム便と同じようなルートです。
その後、徐々に南下を始め、チェコとオーストリア国境上空、アルプス上空を通ってイタリアに入ります。
あいにく日本からイタリアまで、ほぼ全ての航路で曇っていたので、眺めは良くありませんでした。
今回は「マイマイル」で出張したので、ビジネスクラスで行きました。
経理と相談したところ、なんの問題もないとのこと。どうせ貯めていてもいつかは期限切れになりますので、こういう機会につかってしまいたいと思っていました。
今回の機材はアッパーデッキもビジネスクラスの機材なのですが、ほぼ満席でした。
しかし、となりのおばさんと話していてわかったのですが、そのうち何割かはフィンエアのストによって航空会社の変更を余儀なくされたツアー客でした。
ツアー客がいなければ、もっと少なかったかもしれません。
JALの再建計画にイタリア便の削減がありましたが、このような感じであれば仕方がないのかもしれません。
航空会社のビジネスモデルとしては、ビジネスクラスが満席になればエコノミークラスが空席でも儲かるらしいですが、それができない限り撤退も仕方がないですよね。ロンドン、フランクフルトに比べるとビジネス主張も少ないでしょうから、実際赤字なんだと思います。
シートはシェルフラットでした。寝返りがうてるのが良いですね。
成田からローマ：フミチーノ空港まで12時間の旅行でしたが、快適に過ごすことが出来ました。