小さな動物園 - 趣味とつくばのお役立ち情報

海水魚や小動物に関する情報や、活動拠点のつくばに関する情報を提供します。

マメスキマーとpHメーターと水質検査

ハナガササンゴを水槽から出したあたりから、マメスキマーの泡立ちが今ひとつになりました。
まぁ、そんなもんかなと思い2週間ほど使っていましたが、やっぱりおかしいとおもってチェックして見ました。
ハナガサを取り出したと同じ時期に、マメスキマーのウッドストーンを交換しました。リン酸塩の濃度が高く、ガラス管内部までコケがびっしり付いているような状態でしたので、ウッドストーンを交換したのですが、実はそのウッドストーンが良くなかったみたいです。
古いのは取っていたので、側面をカッターで少々削り、現在のウッドストーンと交換してポンプを起動してみると…猛烈な勢いでアワふき始めました。
先週もこの状態だったら水質検査の結果も違っていたかもしれません。
あと、pHメーターが壊れてしまったようです。正確には、センサがおかしくなったようです。
元々秋葉原の秋月電子通商で購入したものなので、そんなもんかな、と思っています。
センサだけだとたしか3,800円なので時間があれば購入します。
さて、金曜日に換水したあと最初の水質検査です。
結果から言いますと、あまり変化がありません。
原因として考えられるのは、先週B-BOXで購入したナガレハナサンゴの調子がおかしいからです。
先週二度ばかり、ナガレハナがライブロックから転げ落ち、サンゴ砂の上でひっくり返っていたことがありました。
その影響か、一部のポリプが溶けています。
溶けているのを確認したあとにスキマーを調整したので、その間に溶けた分値が悪いのかもしれません。
水温:24.5℃
Alq: 3.4meq/l
KH: 9.52dKH
pH: 7.8-8.0 (機械測定だと8.12ですが、確信がありません)
NH3: <0.25ppm NO2: 0.1-0.2ppm NO3: 10ppm PO4: 0.2-0.5ppm Ca: 500ppm 比重: 1.0241-1.0256 pH については、念のためRedSeaの試薬付属のバッファを入れておきました。 リン酸塩もなぜか少し高めなので、PhosBusterを規定量入れました。今回はスキマー全開ですので、かなり期待できると思います。

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電設工事

いままでうちの水槽はこんな感じでセットしていたのですが
小さな動物園-水槽(前)
あきらかにこの状態は万が一の水漏れに対処出来ていません。
そこで、電源まわりを全て防水加工することにしました。
防水加工の箱は外注しました。ちゃんと防水出来るよう、蓋の部分にはOリングが付いています。また、追加工で角穴を開けてもらい、そこには防水仕様のケーブルカバーを取り付けました(下の写真ではまだ取り付けていません)。
また、機材を固定するための板は、オリジナルだと鉄板なのですが、これは自宅での加工が無理なので、適当なベニヤ板をホームセンターで調達してきました。
$小さな動物園-箱
さて、取り付けの途中経過ですが、あまりにもあっさり終了したので撮影するまでもありませんでした。
こんな感じになりました。
$小さな動物園-設置後
フィルタの置き場がなくなったので、クーラーの上に設置しました。その際、ホースがねじれて水流が悪くなっていたのでそれを修正したくらいであとは当然ながら正常に動いています。
地震がきたらお手上げですが、これで少なくともトラッキング防止くらいにはなったと思います。

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昨日のショップ散策(北関東エリアその2)

NMC STYLE
都宮に来た理由は餃子ではなく、NMCの姉妹店、STYLEを見てみたかったからです。
こちらは住所通りの場所にありましたが、看板が暗くて危うく見落とすところでした。
店舗の外観は初期のユニクロを感じました(すいません)。
店舗の中ですが、天井が高く、またアクアショップにありがちな乱雑さはなく、パッキングするエリアすら店のインテリアの一つとして見せる工夫がされており、店主のセンスを感じることが出来ました。
残念ながら、サンゴのストックはあまりありませんでした。ミドリイシ級は色々ありましたが、まだ手を出すレベルでは無いので観察だけ。エレメント類は店主が自信を持ってオススメられるものを厳選して置いてある感じです。
生体では、「イソギンチャクモエビ」が販売されているようでしたが、ハタゴの中から見つけることが出来なかったので購入を諦めました。ハタゴから離すのもかわいそうというのもありましたが…
アクアインテリア・オメガ
ツアー最後の店は、宇都宮線自治医大駅から歩いて数分のところにあるアクアインテリア・オメガという店です。宇都宮から国道4号で25分くらいの場所です。
名前から想像するに、どんな人がやっているのだろうかとおそるおそる入って見ましたが、実際は初老のご夫婦がやっているお店でした。最近、こんな感じのお店が少なくなっている(特にプラモ屋)ので、なんとなく喜びを感じました。
店は淡水・海水が1:1の割合といった感じです。サンゴ水槽は2本。あとは海水魚が数種類。どちらもとりわけ珍しい生体があるわけではありませんでしたが、状態は非常に良い感じです。また、古き良き店がそうであるように、この店は様々なパーツが取りそろえてある点が見逃せません。自治医大周辺の方は、水槽さえ近くのホームセンターで飼ってくれば、残りの商品はここで全て揃えることができるのではないでしょうか。
もう一つ感じたのが、店主は独特の哲学を持っているに違いない、という点です。それはサンゴ水槽に現れていました。
普通、サンゴ水槽はライブロックを組み合わせて立体感が出るように展示していますが、ここの展示は平面状に展示しているのです。しかし、水槽を横から見てみると、実はライブロックを使って井桁を組んでいるのです。たまたま濾過槽も見えたので見てみたのですが、ウールマットも濾過リングも見えません。理解が間違っているかもしれませんが、もしかしたらナチュラルシステムなのかもしれません。
とはいえ、サンゴは良い状態で、また初心者向けブリードミドリイシがありましたが、予算と技術の面で手が出ませんでしたので、マメスナギンチャクを購入して帰ることにしました。しかし、このマメスナ、いわゆるナチュラルグリーンで蛍光色ではないのですが、20センチばかりの枝状サンゴに推定200個(50個まで数えて止めました)のポリプがくっついているのです。うちのイソギン島の手前斜面がのっぺりとしていて何のサンゴもおけなかったので、そこを飾るために購入しました。
以上、北関東7県のレポートでした。総走行距離250km、9時間の小旅行でした。
この数週間で千葉、埼玉東部、茨城、栃木、高崎の16件ほどを尋ねて見ましたが、いろいろと勉強になりました。
ショップも、都内はもちろんのこと、西武線・中央線沿線や神奈川県にも有名店が色々あり興味は尽きないのですが、車での移動は難しいので、しばらくは今月一気に購入したサンゴたちを大切に育成することに時間を費やしたいとおもいます。都内程度だと出張の合間に訪れるかもしれませんが、そのときはまたご報告します。
さて、自宅にもどって気づいたのですが、オメガで購入した袋はこのような袋でした。
$小さな動物園-袋
生態系の破壊といえば、ブラックバスの放流が一時期問題になりましたが、海水魚も同様の問題を抱えていると思います。サンゴのポリプが落ちてきて、連鎖的な水槽破壊を止めるためやむなく水槽からサンゴを出す決断も必要ですが、出来る限りのケアはやってゆきたいと考えさせられた瞬間でした。

“昨日のショップ散策(北関東エリアその2)” への2件のフィードバック

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    >οι★さん
    袋にこのように書かれると、なんだか袋も再利用しないといけない気分になっちゃいますね。

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昨日のショップ散策(北関東エリアその1)

おはようございます。
昨日はサンゴの水合わせと仮配置で力尽きてしまいました。
昨日チェックしたショップ(アクアショップ以外も含む)をご紹介します。
なお、当然のことながら、ここから先の記述は僕の主観に基づいて書かれています。
事実に基づいて記述しますが、不愉快な表現があったらごめんなさい。
また、ショップのデータはエイ出版社の「海水魚が飼いたい!」pp.159-166のデータと、Webで営業が確認できたショップののみ訪問しています。
海水魚が飼いたい!

¥1,260
Amazon.co.jp
カメラのキタムラ

当然ですが、魚屋さんではありません。
昨日落とした一眼レフ(Canon EOS Kiss X2)の修理についての相談です。
オーバーホールで1万円、修理だと実費+取り次ぎ手数料とのこと。
また、お店の方がレンズにフィルタを付けてみてくれましたが、はやりレンズ先端のフィルタ取り付け溝がつぶれていました。
現時点で撮影には支障は無いので、様子を見てオーバーホールするかどうか考えることにしました。
ナチュラルマリンクラブ(NMC)
その後、常磐道を一気に北上。北関東道を経てひたちなか市へ。
まず最初に目指したのはNMC(ナチュラルマリンクラブ)です。
なぜ一番最初に目指したかというと、茨城県周辺のショップでフラッグシップ的なお店であると、Webやショップの店長との会話から感じたからです。
「海水魚」本の住所を頼りにナビで現地へ。しかし、そこに店はありません。
店の近辺を4往復くらいしましたが、やはり見つかりません。
近所のコンビニの店員や、郵便局の配達員に話を聞いても、そこに店があることに間違いはありません。
配達員の方に聞いた情報が一番正確だったので、その場所を尋ねると「テナント募集中」の張り紙が(ノ゚ο゚)ノ
104に聞いても「そんな店ありません」の一言。
実家に電話し、父親にWebで再度住所を調べてもらっても、はやり間違いありません。ついでにコーラルタウンの電話番号も聞いていたので、コーラルタウンの店長に電話をかけると「東海村に引っ越しましたよ」との返事が。再び104に電話して東海村のNMCの電話番号を聞き、やっと正確な住所を聞き出すことができました。
NMC(ナチュラルマリンクラブ)新店舗の住所は
茨城県那珂郡東海村石神外宿2465-2
です。しかも、最寄りのICは常磐道の東海スマートIC。
旧店舗から20分くらいでたどり着きました。
新店舗の外観はこんな感じ。かっこいいですね。外装はガルバニウム鋼板でしょうか…
$小さな動物園-NMC
店舗の中は大変明るく広々としており、右手にサンゴ水槽、左手に魚水槽があります(NMC系列はどこもそうですね)。あとは浄水器にその間連パーツ、各種エレメントなども常備されていました。
自宅の水槽がこれ以上魚は増やせない、ということもありつい魚水槽をチェックするのを忘れましたが、サンゴ水槽は一つ一つの個体を様々な角度から観察できるよう、バランスよく配置されていました。
ちょっと残念なのは、「サンゴ本」で言うところのCクラス上級以上のサンゴがメインだったということ。あと11月1週目にして既に予算オーバーの身としては気になるサンゴがあっても手を出せなかったということです。しかし、いわゆる「プロショップ」にありがちな「話しかけにくい店主」ではなく、話し始めるときりがない店主でしたので、こまったことがあれば色々と相談に乗っていただけるものと思います。
一方、いままでいろんな店を探しても見つけることが出来なかった、マーフィードのTDS測定器用校正液のppm版が販売されていたので、それを購入することにしました。
もう少しゆっくりしたかったのですが、まだ1件目なので惜しみつつも店を後にすることにしました。
水戸熱帯魚センター
「海水魚」本では淡水・海水両方扱っているとのことでしたが、実質的には熱帯魚中心のお店でした。
興味深かったのは、子どもの手の大きさくらいまで育ったデバスズメダイ。南蛮漬けにちょうど良いくらいの大きさまで育っていました。水槽が大きいと魚も大きくなるんですね。
ここのお店の特徴は、パーツ類の掘り出し物が見つかる可能性が高いということでしょうか。生物濾過用のフィルタが一般価格の半額程度で販売されていました。また、エレメント類もそこそこありました(ただし、消費期限に注意)。
熱帯魚が好きな方には楽しめる店だと思います。
山新グランステージ水戸 トモニー
いわゆるホームセンター併設のペットショップです。
車のエンジンオイルも交換したかったので、先に “Ken’s Garage” に車を預け、トモニーに向かいました。
普通、淡水・海水両方扱う店は、淡水を暗めの部屋に設置し、海水を明るい部屋に設置することが多いのですが、ここは両方とも暗めの部屋に設置してありました(つくば店は分離されています)。海水魚、サンゴともにある程度そろっていました。また、パーツ類についてはつくば店よりも種類が豊富です。謎なのは同じ商品なのにつくば店と商品の値段が違うこと。なんででしょうかね。
サンゴですが、スポンジがあったので購入しようかな、と思いましたが止めておきました。
興味深かったのは、「自家製バクテリア付き濾過材」が販売されていたことです。まぁ、賛否両論でしょうけど。
ホームセンターの方では、10リットルのポリ缶が安かったので、10%換水用に購入しました。
The Eighth Sea
国道50号線からちょっと入ったところにある小柄なお店です。
小さな動物園-the Eighth Sea
店の中はサンゴの販売水槽が2本、あとは割合飼育が容易な魚たちが20種類くらいおいてありました。サンゴについては、「サンゴ本」のCクラス中心といった感じです。
ソフトの中では一番難しいと言われているウミアザミが、小振りですが非常に良い状態で、しかも低価格で販売されていたので一瞬くらっときたのですが、まずは昔3日で落としてしまったタコアシブランチに再挑戦しようということでこちらにしました。ブランチといっても枝1本ですが、かなり大振りな生体でした。価格も良い感じでした。
でも、ウミアザミは忘れられないのでたぶんまた来るでしょう。
ボビーズ
次は、水戸から一気に宇都宮です。これも北関東道が出来たからこそできる技です。
宇都宮まで1時間。高速道路が無ければ無理な旅です。
さて、ボビーズですが、探すのに大変難儀しました。
住所も、ナビの位置も正確だったのですが、1)店舗の看板が暗くてわかりにくかったこと、2)釣り堀がメインだったこと、3)店に入るための入口が他の店と共用で、しかもそこには看板がなかったこと、の3つが影響して見つけることが出来ませんでした。
やっとのことで見つけて入りましたが、ここは熱帯魚が中心の店です。海水魚もありましたが、カクレクマノミ水槽と旗タテハゼ水槽、それにネジレタバネとサンゴイソギンチャクが入った水槽だけで、残りの95%くらいは熱帯魚でした。パーツ類もそれほど多くはありませんでした。あと、ホワイトソックスがバケツの中に入っていました。水合わせ中?
しかし、ハタタテハゼは人気ですね。どのお店に行っても必ずいます。
このお店では20匹ほど群泳していましたが、それはそれですばらしかったです。
文字数の制限か、これ以上文章を書くと表示スタイルが崩れるので、ここから先は別のページに移します。

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ショップ巡り

ショップ巡りからは無事帰ってきました。昨晩の20時30分に。
水戸、東海、宇都宮、下野の合計7店舗を拝見させていただきました。
帰ってきて温度あわせの最中に食事して、水合わせ、仮レイアウト、水あわせで減った海水の補充を行い、ベッドから水槽を眺めていたらいつの間にか寝てしまいました。
詳しい報告は明日やります。

“ショップ巡り” への1件のフィードバック

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